土地の評価は面積だけではありません
例えば、大きすぎるカバンしか持っていない場合、大部分のスペースは使われていないでしょう。また、バックの形がいびつ過ぎると、得てして物が入りません。大切なのは、入れ物よりも、その使われ方なのです。実は、不動産の評価にも同じことがいえます。節税について、以下のようなケースにお心当たりのある方は、遠慮なくお問い合わせください。
代表例
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土地が広い
使い道のない空き地などは、相続税評価額の減額が受けられます。目安としては500㎡以上です。 -
土地の形が、きちんとした四角形をしていない
これも、広大地と同じ考え方です。不整形地のすべてを有効活用することは難しいでしょう。 -
近くに墓地がある
売買する際の大きなデメリットになり得るでしょう。工場跡地などで土壌が汚染されている場合なども同様です。 -
土地が道路に接していない
このような場所には、建築基準法の定めにより、家屋やビルなどを立てることができません。
ほか、詳細な説明は省略するものの、このようなケースが考えられます。
土地の用途
- 田畑や倉庫、店舗などの用地で住むことができない
- 生産緑地、市街化区域、市街化調整区域に指定されている
- 区画整理事業が進んでいる
- 小規模宅地の特例が受けられる住居
周辺環境
- 近くに線路がある
- 高圧線が通っている
- 周囲に煙や悪臭を放つ工場などがある
- 日が当たらない
土地の形状、条件
- 土地に高低差がある
- 間口と奥行きのバランスが1対2以上
- 道路と8メートル以下しか接していない
- 土地の中に私道が通っている
当事務所に依頼するメリット
決して図面だけで判断いたしません。場合によっては現場へ出向き、実際の様子を確認することが求められるでしょう。その上で、どのような「減額要素」があり、どう当てはめれば認められるのかを、ご依頼者と一緒に考えていきます。不動産の相続は、ぜひ当事務所へご用命ください。